査定前に身につけておくと得をする知識

突然ですが、あなたは車を売った後に「もっと高く売れたんじゃないか」と後悔したことはありませんか?
もう少し車に付いて知識があれば・・・もう少し売る前に調べておけば・・・とならないように、ここでは車の売却の前に行われる査定で知っておけば得をする知識をご紹介してみたいと思います。

まずは、全体の流れを理解しておくことが重要ですので、車の売却時の流れについて。

 

車を売る時の基本的な流れや期間

自動車を買取店で売るにはたいした時間はかかりません。
「この車を売りたいなぁ」と思ってすぐに動けば、恐らく数日で通帳の残高を見てニンマリすることできるでしょう。

極端な言い方をすれば、朝いちで「今日車を売るから査定に来てくれ!」と電話して査定をしてもらう、よっぽどのことがない限り営業マンはすっ飛んでくることでしょう。
そしてその場で売買契約、翌日か翌々日に振り込まれるのを待つといった感じで時間もかかりませんし、方法なども買取店の営業マンの言うとおりに動けばそれほど難しいこともありません。
あまり難しく考える必要はない!ただ売るだけですから・・・。

 

しかし、納得のいく、高い金額で売ろうとするのであれば話はちょっとばかり違ってきます。
車を高く売るということは、車の現在の状態がどうのこうのではなく、車を高く買い取ってくれる場所を探すというのが最大のキーポイントとなるのです。

はっきり言って、同じ車種で同じような状態であれば、買取金額などどこも変わらない!
よほど傷だらけ、へこみだらけ、故障だらけでない限り、その車の価値など大して変わらないのですよ。

逆に言えば、オプションのカーナビやサンルーフ、両側パワースライドドアなどがついていても高くなっても数万円がいいところでこれもまた大した違いはない・・・ということは査定に出す前に車を磨くのに時間を費やすのなら、高く買ってくれそうな買取店探しに時間を割いた方がいいわけです。

 

そこで買取店選びなんですが、目星をつけたところがないのであれば、インターネットを活用して探すのが一番楽でしょう。
一括査定サイトなどで、暫定的ないい加減な(?)査定額で決めるのもいいですが、一括査定サイトで出される金額(最近は査定額を出さない傾向が強くなってきたが・・・)は、実際に査定を行った時の金額よりはるかに高い金額であることが多いので、その金額をうのみにしてはダメです。
「だいたいこれくらいかぁ・・・」程度に受け止めた上で、2社から3社程度の買取店をピックアップしておくのが王道になります。

あるいは一括査定サイトではなく、ちょっと面倒ですが、直接各社のWebページでオンライン査定を行うか電話してみるといいかもしれません。
その方が一括査定の査定額とは違う金額を教えてくれることが多いようです。
まあ、時間制限など有りませんが、買取店選びまでで約1日の時間を使います・・・というよりもこれ結構重要なことなので、逆に丸一日はかけたいところ。
面倒という方は一括査定サイトを使えばものの数分です。

 

ここで買取店が決まりました。
次にメールなり、電話なりで査定の予約を入れておきます。
店舗に行ってもいいですし、最近の主流となっている出張査定でもいいです。

出来れば複数社とも同じ日、同じ時間に来てもらうことにしましょう。
ことが一回で済みますし、その場でオークション形式をとることができますので高値が期待できるからです。
ただ査定の予約は1日ぐらいの猶予は取っておくのがベスト、今日予約を入れたら明後日に来てもらうようにしましょう。
そうすることで、複数社を一気に集められる可能性が高くなります。

 

査定までに探しておく書類は、車検証、自賠責保険証、だいたいは車のグローブボックスに入っていると思うのでそこを覗いて確認します。
それからこれはきっと自宅にあるでしょうが、自動車税の納税証明書、売却時にはこれもいるので探しておけば後が楽です。

また、登録車であれば実印を、軽自動車なら認印が必要になるので、それも用意しておきます。
これだけは取りに行かなければならないのですが、登録車なら印鑑登録証明書、軽自動車なら住民票がいるので、お役所に取りに行きます。
1日の猶予があれば、これらのものを準備しておくができますし、準備しておけば査定に来てもらった時にすぐに売買契約につなげることができますので、現金を手にする時間を短縮することができるでしょう。

 

あとは査定に来てもらって、一番高い査定額を出したところで売買契約を結べばいいだけ。
売却したお金は後日、銀行振込という形で支払われますが、後日といっても何もなければ、翌日、翌々日あたりに入金されることが多いようです。

ここまで約5日間、それで自動車売却の一通りが終わるでしょう。
余裕を見て1週間ですべて終わってしまうのです。

 

査定士が見るポイント5つ

どんな商売でもそうですが、安く買って高く売ってその差額を儲けとする買取店ですから、どんな車でも一円でも安く買いたいわけです。
そこで、中古車市場での価値よりも高くならないようにと査定と呼ばれる一種のケチをつけて、それを利用して買う時の金額を下げようといったことになります。
とはいっても車のすべてに難癖をつけるほど暇ではありませんので、中古車市場の価値に大きく影響する部分だけを丹念に見てそこで買取金額、査定額を決めるような形になるのです。

 

1.外観

自動車のぱっと見の良さを決めるのがその車の外観です。
確かに、キズやへこみあって、そこから若干錆などが出ているより、キズ一つない方がいいに決まっています。
しかし、この感覚は一般的に思うことであって、意外と中古車市場での価値観ではたいして大きなことではありません。

買取って車は最終的には一般の消費者の目で選ばれ、そこで買われるわけです。
そうなると「見た目がいい方がいい」ということになるのですが、ここで忘れてはいけないのが、中古車を買う人というのは新車を買う時の目とは違う目を持っているということです。

新車であれば、キズやへこみなど一切にないのが当たり前で、あったら大変なことです。
ですので新車を買う時や磨きキズ程度でも部分的な色あせなどにもやたらと神経質になります。

しかし、中古車を買う人はそうじゃない!
中古車を買う人はやむに已まれず、新車じゃなくて中古車を買うわけで、その代償として他人の使いまわした車を買うわけです。
一度でもどこの誰だかわからないような人間が使っていた車ですから、多少なりとも外観の悪さはあるでしょう。
それを承知の上で中古車を買うわけですから、キズやへこみによる価値の低下は買取バカならず、一般の人もたいしてないということが言える訳なんです。

事実、査定でもキズやへこみがあったとしても思ったほど減額されない、ただし怖いのがそれに付け込んで査定額を安くしても売る側がそれに納得してしまうこと。
「キズがあるから安くなっても仕方がない」
そうじゃなく、減額はそこまで大きくなりませんから!・・・と言いたいです。
まぁ、早い話、買取店側の格好の減額に持ち込むためのポイントとなっているということです。

 

2.内装

外観はそれほどうるさくなくても、どういうわけか内装にうるさいのが中古車を買う人です。
それもそのはず、外観など運転している時は見えないわけですから、それほど気にならなくても、ずっと視界に入る内装がひどいと嫌な気になってしまいますよね。

内装に使われている樹脂パーツやビニールレザー、合成皮革、本革というのは経年的な劣化も激しいですし、メンテナンスに頼る部分も大きいので、前のオーナーがどういった扱い方をしていたのかで状態が大きく異なるわけです。
確かにこういった目に付く劣化、状態の悪さというのも気にかかりますが、それよりももっと大きく価値観を左右するのが見えない部分になります。

それは何かというと臭い、最近ではタバコを吸う人が減ってきたようですが、それでも中古車販売店に並んでいる車に乗ったりすると、何というか表面的な臭いはあまりしないが、大きく息を吸ったりすると奥の方から煙草に臭いがしたり、若年層に乗られていたのか安っぽい強い芳香剤の臭いがしてきたりする場合もあります。
車の中でタバコを吸うことが多かった買取バカの車もきっとそういった臭いがしたんだろうなぁ・・・などと思ったりするわけですが、そういったものは意外と嫌われたりします。(今は禁煙しています!)

 

中古車販売として嫌われて価値が下がるということは買取店でも価値が下がるということになります。
特に嫌われるのが、たばこの臭い、芳香剤の臭い、化粧品の臭い、生臭い臭い、カビの臭いなどです。
査定の際も営業マンがシートに座って深呼吸などをして見た目の傷み以外にも臭いをチェックします。
同時にエアコンをつけて、エアコンのダクト内やエボパレーターに付いたカビ臭などもチェックしていますね。

 

3.装備の動作確認

内装のチェック、ニオイのチェックの流れで行われるのが装備の動作確認です。
最近ではカーナビやオートエアコンなど快適装備の装着率が高く、中古車としてそれがついているのが当たり前となっているので、こういったものがどうなのかということを見ます。
もちろん飾りではないので、ちゃんと動かなければならない、カーナビだったらちゃんと機能して、音楽を聞けてテレビも見られなきゃいけない、オートエアコンなら温風が出て冷風が出て、吹き出し口の切り替えや内気循環の切り替えなどもきちんと機能していなければならない、パワースライドドアやサンルーフ付きならスイッチ一つできちんと開閉できなければならない、といったようにあちこちガチャガチャいじって、ちゃんと動くかどうか確認します。

 

4.エンジン

自動車で一番大事な部分といえばエンジン、他の部分がどれだけよくてもエンジンの調子が悪い、エンジンがかからない、オイル漏れがある、アイドリングが安定しないなどの症状があったら買取すら難しくなる可能性もあるのです。

ハイブリッドカーであれば、ハイブリッドシステムの状態も同じように見られます。
エンジンルームを開けて、目で見て手で触って、ニオイを嗅いで、エンジンオイルは漏れていないか、ミッションオイルは滲んでいないか、冷却水が漏れた後がないかなどを確認します。
ベルトの傷みやエンジンをかけた時に音などからも判断しますので、エンジンのトラブルを抱えている場合はこの時点でばれてしまうことがほとんどでしょう。

 

5.交換部品のチェック

車に何もなければ部品など交換されないはず、なのにどうしてここだけ交換されているのだろう?ということでわかるのが事故歴と故障歴です。

例えば、フロントバンパーが交換されていればどこかに突っ込んだなぁ・・・ということになりますし、フェンダーパネルが交換されていたら、横から突っ込まれたか自損事故を起こしたなぁ・・・なんてことを推測します。

部品が交換されたことをチェックするのに見るポイントは、その部品と周りの部品の劣化状態の違いと部品を固定するボルトやナットのキズです。
エンジンルームを覗いたら、エンジン自体は走行距離相応の汚れ方をしているのにやたらとラジエーターだけが新しい、ということになるとラジエーターを交換するほどの事故や故障を起こしたなぁということがわかります。

ドアヒンジを固定するボルトの塗装が剥がれていたり新しいものになっていたり、ボルトにスパナのキズが付いていたりすれば、ドアパネルの交換や位置合わせなどを行ったことがわかるので、事故にあった可能性が高いと思うわけです。
ただ、こういった交換をされることが多い部分が交換されているということであれば「事故車」ということでおさまりますが、フロントメンバーやフレーム周り、リーンホースメントといった部分に同じ状態が見られた場合は事故車どころではなく、フレームまで逝っちゃっている修復歴有り車として扱われ、買取拒否や大幅減額となる可能性がかなり高くなります。

 

査定士が見るポイントはすべてを把握する必要性はありませんが、少しでも知っておくことで心の準備もできますし、無駄な心配をすることはなくなります。
査定時にチェックされる箇所に付いては、買取業者が車を査定する時にチェックするポイント●でも詳しくお話をしています。

査定後に即決してはならない理由

査定をした後、しばらくして査定額が出されるわけですが、その金額で、「はい、わかりました。」はいけません。
なぜならその金額は、その車の価値とは程遠いものだからです。

例えば、今まで欲しかったものを友人が妥当であればいくらでもいいから譲ってくれるといってきました。
欲しかったものが10000円でお店で売っていたとして、さてあなたはいくらの値をつけるでしょうか?

ケチな買取バカは、見たところ大きな傷みはなく、機能的には全く問題ないけど、1年に使っていたということで1000円の値段をつけたのです。
ところがその友人は「1000円はあり得ないでしょうが!」といってきたので3000円といったら、それでいいということで3000円で譲ってくれました。

 

これと同じことで、買取店も最初はかなり低い金額を言ってくるわけです。
さっきの例では、買取バカの心の中では

「さすがに1000円じゃ無理だろうけど、ダメもとで言ってみるか」

といった考えで、一応1000円といってみたもののあっさり「安い」といわれたので、次には妥当な金額を言ったまでです。

 

この1000円というのは査定直後に出される査定額で、はっきり言ってそのものの価値からはかなり低い金額になります。
友人が妥当として見ていた3000円というのが、買取店での買取限界額と例えると2000円もアップしていることになるのです。

要するに、最初の提示額はまだまだ値上げの余地が十分あるということ。
買取店としても最初に出した査定額で買い取ることができるとはほぼ思っておらず「どうせ値上げを迫ってくるだろう」「これで買取できたらラッキー」と思った上での査定額ですので、恐らくすぐに査定額を上げてくれます。

ここで最初の査定額でOKを出してしまうということは、買取店の作戦に見事にはまったといっていいでしょう。
少なくとも2回ぐらいはごねてみることは必要ですし、他社への競合も必要になって来るでしょう。

 

買取店のネット口コミや評価を鵜呑みにするとバカを見る

インターネット上にあるWebサイトなどに掲載されている文章ってどうやって載せられているか知っていますか?
自分でWebサイトを構築して、インターネット上のサーバーにアップロードしたり、ブログサイトを利用したり、SNSなどを利用したりといった比較的簡単な作業で行うことができます。

特にスマートフォンの普及によって、それこそ3アクションぐらいで、自分の思ったことを世界的に公開することができるようになったことからより一層、誰もが簡単に自分の意見などを言うことができるようになったわけです。

 

インターネット上の情報はすべてが真実という訳ではない

ということはですよ、根も葉もない事実無根の話を誰もが掲載することができるということで、インターネット上にあるデータだからと言って、それが必ずしも正しいものではないということです。
例えば、買取バカがどこかのブログか何かで「高速道路が速度無制限になった」などといった、さも本当のことのような文章を載せたとします。
このブログ記事を見て、たぶんほとんどの方が「何言ってんだよ、コイツ」ということになると思いますが、中にはそれを鵜呑みにして実際に高速道路で200km/hを出して、覆面パトカーにつかまったとしても、わたしゃ何の責任も取りませんよ・・・てなことになるわけです。

 

ニュースなどでも一時期話題となっていた殺害予告などを載せて検挙された人間もいましたが、そんなとんでもないことすらも自由に掲載することができるのがインターネットというものなのです。
その中でどれが本当のことなのかという情報の選択をしなければ、はっきり言ってインターネット上にある情報を正しく理解することはできないでしょう。

特にブログ、SNS、口コミ掲示板、商品レビューなどは、すべてを真実として捉えてはいけません。
もちろん中には正しい内容、真実を掲載している方もたくさんいますが、それ以外のほとんどが内容がないものだったり、少し盛ってしまった内容だったりするわけです。

 

口コミや評価を誰でもできるということは・・・

ネットショッピングサイトやそれに準ずるポータルサイトでは、その店舗の評判や商品の評価などを掲載することができるようになっているところがほとんどで、買取バカも何か買うときに購入者の評価など見て、最終的に買うか買わないかを決めることもあります。

それと同じようなものが店舗や商品ではなく、買取店の評価、評判として掲載されているところもあるわけです。
特に初めて買取店を利用する方となるとインターネットでそういった評判などを調べることが多いかと思いますが、そういったものは買い物以上にその評価や評判などを信じてはいけません。

 

それらの内容を見ると「○○という買取店に騙された」とか「○○店の××という査定士はぼったくるぞ」などといった悪い評判から「○○はとても親切に対応してくれました」とか「他よりも5万円も高く買い取ってくれました」といったいい評判までいろいろあります。
もちろん正しい意見もあることでしょう、しかしそのほとんど、特に悪い評判は思ったほど高い金額で買い取ってもらえなかったことに対する「腹いせ」のような形で載せられているものが多く、はっきり言ってみるに絶えません。
では、いい意見は信じていいのかというと実はそうではなく、むしろもっと厄介なものが多いようです。

口コミや評価を載せるサイトというのは、ある程度の制限はあるものの基本的に誰もが自由に書き込めるようになっています。
誰もが・・・ということは実際にその買取店を利用した人もそうでない人も、その買取店の従業員であってもです。
ここでピンと来る方もいるかもしれませんが、買取店に対する「良い評判」のほとんどが、買取店の従業員や本部の人間、お金で雇われている方による投稿です。
身内のことを言うのに、わざわざ悪口をかく人はいませんよねぇ・・・、そういうことです。

 

自由に誰もが書くことができる口コミサイトなどの内容を信じて、その買取店に行ってひどい目にあってもだれも責任は取ってくれません。
すべて自己責任です。
基本!・・・買取店に対するネット上の口コミ、評判、評価は信じない方がいい!
といっていいのではないかと思いますね。

ちなみに、買取バカのサイト上でのコメント欄の口コミは、すべて買取バカが目を通して真実と思えるものだけを公開処理していますので、ある程度信用していただいて大丈夫かと思います^^

 

売却時には整備せずに査定に出すが基本

買取店で車を売ろうとしている時に何を第一目標として捉えているでしょうか?
家から近い買取店がいい、買取店の対応が良いところがいいなど考えることもあるかと思いますが、そんなの二の次、三の次なのでは?

実際には「とにかく高く買ってくれ~!」じゃないんですか?
買取バカはそう思っております。

例え家の近所に有名買取チェーン店があったとしても100万円の価値がある車を50万円で買うようなところでは売りませんし、きれいな女性がいて、その方が査定をしてくれたとしてもそんな「はした金」じゃ絶対に売りません。
むしろ、車で1時間も走らないと到着できないようなところでも、鼻が天井を向いている方が査定を行ってくれても120万円で買い取ってくれるのであれば喜んで売りますよ。(表現が極端ですが・・・)

そうです。
買取での目標は「1円でも価格売る」、これに付きます。
ならば、査定額が高くなるように車を完璧にしておくかなぁ・・・、いい考えだと思いますが、それも限度というものがあります。

 

査定額を上げるために何をするか

査定額というのは基本的には車種、年式、走行距離で決まります。
ですので、売る前に何かをしたとしてもたいして査定額など上がりません。
それでも1円でも高く売るためには、車を万全な状態にしておく必要があるので、今さらながらいろいろを手を加えるわけですよ。
見た目が悪いからということでボディのキズやへこみを直したり、スリップサインが出ているからということでタイヤを交換したり、来月、車検時期だから車検を通したりといった具合にお金をかけて手を加える。

確かにボディがキズだらけ、タイヤがツルツル、車検切れまじかといった状態より、すべての憂いを取り去った方が査定額が高くなります。
これは間違いないです。
しかし、ここまでしてお金をかけて整備する行為はしてはいけません。
なぜなら収支がマイナスになるからです。

 

例えば、車検を通してから査定に出しました。
当然のことながら車検がほぼ2年間ついているので評価は高いでしょう。

その時の査定額が150万円だったとして、仮に車検を通していなかったたらいくらになるかというと145万円ぐらいになるはずです。
買取店の査定で車検のある・なしはそれくらいの価値しかありません。
ということは5万円の査定額を上げるために、自動車重量税や自賠責保険料、車検整備に24カ月点検、車検手数料など合わせて15万円ぐらいかけたわけです。
車検を通さないで145万円で売却、車検を通して150万円-15万円の135万円で売却、はたしてどっちが得かということですよ。

これは何も車検だけじゃありません。
キズの修理や整備なども同じで、実際にかかる費用ほど買取店の査定ではそこまで減額しません。

 

・キズ1本の修理
実費:15000円ぐらい 査定での減額:3000円ぐらい 12000円のマイナス(程度によっては減額されないことも)

・へこみ1カ所の修理
実費:20000円ぐらい 査定での減額:5000円ぐらい 15000円のマイナス

・タイヤ4本の交換
実費:50000円ぐらい 査定での減額:5000円ぐらい 45000円のマイナス

・ブレーキパッドの交換
実費:18000円ぐらい 査定での減額:5000円ぐらい 13000円のマイナス

と、まぁこういった感じです。
確実に何をしても赤字になって、事実上安い金額で売却したことになります。

ただ、こういったことの中でもエンジンオイルだけは多少なりともお金をかけて変えておいた方がいい場合もあります。
査定ではエンジンオイルの状態と量を見たりしますが、実はこれは単にきちんとエンジンオイルが入っているということの確認だけでなく、それまでの整備状況を判断するうえでも使ったりしているのです。

「エンジンオイルが汚れているから、エンジンに何かしらのトラブルが出ていてもおかしくない」

「車に手間をかけない人だ!」

こう思われてもおかしくないので、インターネットで売っている4リッターで2000円ぐらいのエンジンオイルでいいですからそれを買って、自分で交換すれば工賃もかかりませんので交換しておいてもいいかと思います。
エンジンにトラブルがあるかも?ということで数千円ぐらい減額されることもありうるので、たった2000円とちょっとした労力で済むことですからやっておいてもいいのでは?
ただし、ディーラーやカー用品店で何千円もかけて行うほどは必要ないです。
これもまた足が出てしまいます。

基本は査定に出す前には何もしないという選択が最も賢い選択と言えるでしょう。

 

複数の買取店から査定を受ける時の作戦パターン2つ

買取店で出来るだけ高く売却するには複数の買取店で査定を行うのがある意味で常識かもしれません。
たった一つの買取店の価値観だけではその車の本当の価値を知ることはできませんし、もっと高くなる可能性を無視しているようなものです。

だからといって、ただ単に複数の買取店に来てもらって、査定を行えばいいというものではありません。
作戦!そうです。
作戦が大事なのですよ。

そこで2つのパターンに分けてどうやったらいいか見ていきましょう。

 

同時査定でオークション開催

これは当記事内でも少しお話ししていますが、複数の買取店に同じ日、同じ時刻に査定に来てもらう形を取ります。
間違いなく同日、同時刻です。
この時に参加できない買取店はこれ以降は候補から外しておきましょう。
そして当日、複数の買取店の営業マンが揃ったら、まずは車を見せる前に説明をします。

  1. これからオークションを開くこと
  2. 一番高い金額を出したところで必ず売るということ
  3. お互いに話をしないということ

この3つです。

特に大事なのが3番目の「お互いに話をしないこと」。
これはいわゆる談合をされるのを避けるためで、お互いに値を上げないようにするからです。
出来れば、車を見る時に別々の場所にいてもらうようにしたり、コバンザメのようにずっとくっついて話をしていないかどうか、目配せをしていないかどうかをチェックしておきます。

それからオークションは、クローズドで行います。
要するに買取店同士がお互いの査定額がいくらなのかを知らない状態で行うということです。
これもその場での談合を避けるためで、入札はその営業マンの名刺の裏に一発回答の入札額を記入してもらいます。

全て入札が終わったら、査定額を比較して一番高いところで売却しましょう。
くれぐれもその金額を見て安すぎるからといって「売るのをや~めた」という行為はNGです。
当然ですがトラブルになります^^

 

ずらして査定

今度はさっきとは全く逆で、別のタイミングに呼び出して査定をしてもらうパターンです。
こちらは査定額を比較して、じっくりと考えることができますので慎重派にはピッタリです。
買取バカはどちらかというとこっちのパターンがいいですねぇ。

査定に営業マンが来たら

  • 今日はすぐに売らないこと
  • 他の買取店が違うタイミングで来ること、来たこと

を伝えた上で、査定をしてもらいます。

 

そして金額が出たら、忘れないように営業マンの名刺の裏に査定額を記入してもらいます。
その時に同時にその査定額の期限も書いてもらいましょう。

実はこれ、トラブルを回避する一つの手段なのですが、よくあるトラブルで査定当日に売却せず翌日以降に「この前の金額で売却します」といっても「相場が変わったからその金額では買えない」「あの金額はその日だけの特別な金額です」などといって査定額をもっと安くされるということを避けるためです。
この金額はいつまで有効なのか、今日だけの金額でないということを明記してもらいます。

そして複数社の査定を終えたら、有効期限が切れないうちに一番高い金額を提示したところで売却をすればいいのです。
もしそこで違う査定額を言われたり、もう一度査定をして査定額が下がった場合は、そこでの売却は止めた方がいいでしょう。
買取店なんていくらでありますし、代わりなどいくらでもありますのでガッツク必要ありません。

ただ、最近ではその場で結論が出ないのであれば査定額を提示しないという業者も増えてきていますので、そこは上手く金額を提示させるか先にお話ししたオークション方式をうまく取り入れるのが良いでしょう。

 

車を売る際には、車の知識がないよりは、ある程度の知識があった方が高く売れる可能性は高いです。
ここでお話しした内容を少しでも頭に入れておいて、そういったことを理解した上で査定に挑むようにすることで悔やまずに車の売却をすることができるでしょう。

愛車を高額で売却するには

査定を依頼した後に多くの買取業者から連絡が来るのが嫌という方は、こちらの1社に依頼を出せば多くの買取店がオークション形式で競い合ってくれる車の買い取り査定サービスのUcarPACがお勧めです。

 

実際に買取バカが愛車のアルファードを一括査定に出したところ、最大30万円強という査定額の差がありました。

買取バカがオススメする一括査定サイトは、買取バカが査定士だったころに全く買い取ることが出来なかったカーセンサーです。

一括査定の中で最も参加企業数が多いのがカーセンサーですが、ここからの査定依頼では常に競合がひしめき合い査定士泣かせのサイトでした。最大で30社に査定を依頼することができるので、交渉が苦手な方でも高額な査定結果を出すことができるのが特徴です。

オススメ一括査定

 

>> カーセンサー.net <<

 

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